2020年12月16日 アドベント18日目
「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」
(ルカによる福音書2章14節)
神様の栄光は
神殿にとどまっていたのですが
第二神殿時代(B・C500年頃~A・D70)
神様の栄光は
神殿を離れていました
おそらく
人々は
何百年も
神様の臨在(りんざい)していることを知らせる
その光を
見たことがなかったのです
そうすると
神様がわからなくなる
「本当にいるのかな・・・」
「いるに決まってるよ!」
そう言う人もだんだんと少なくなってきて
リアリティがなくなり
形だけが残っていくようになりがちです
地上ではそういう宗教が広がり
天使たちは
やきもきしていたと思います
そこに
救い主誕生を知らせるという大役を担い
彼らの興奮は
きっと
MAXだったでしょう
天使たちの賛美は
先ず
いと高きところには栄光、神にあれ
と言います
これは
神様が神様としてあがめられるように
という意味でしょう
そして
地には平和、御心に適う人にあれ
これは
神を信じる人たちに
恐れに縛られない生活を
祈ったものでしょう
救い主の誕生は
このことを実現するのです
イエス様をとおして
人は
神様を知るのです
70年ぶりに
クニマスという魚が発見されて
さかなクンが興奮していました
もういなくなっていたと思われていた魚です
でも見つかった
見つかれば
興奮し
そのことについて
伝えたくなるものです
天使たちは
何百年も
神様のことを
語ることがなかった
でも
神様いるんだよ
救い主が
それを教えてくれるから
そういった
思いを乗せた
賛美の言葉
それが
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」