No.2 2日目(月曜日:早朝)「イチジクの木を呪う」
聖書箇所:マタイ21:18‐19、マルコ11:12-18
実は、その後エルサレムを後にしてベタニアというえるされむから東に3kmほど行ったところで宿泊をしました。
ここには マルタとマリアとラザロの兄弟の家があります。
イエス様はこの家に宿泊しました。
2日目はここからはじまります。
マルコによる福音書
11:12 翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。
11:13 そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。
11:14 イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。
動画をみてみましょう。1分52秒~2分27秒
この個所の意味を知るためにはポイントがあります。
この後に
「宮清め」(マルコ11:15~19)があり、
「枯れたイチジクの木」(マルコ11:20~26)
が出てきます。
これをセットで読むのがいいでしょう。
このイチジクの木が表しているのは
「指導者たちの偽善」であると考えられます。
実が成っているかと思いきや、
葉っぱばっかりで命が実っていない
指導者たちのやっていることへの怒りが表されています。
その状態で、エルサレムの神殿に入ります。
ここでイエス様が大暴れします。
決して
空腹だったから
イライラしていたわけではありませんよ。
さて、次は「宮清め」です。